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柑橘類に咳を鎮めたり美肌効果のあることから、温州ミカンにはアレルギーに有効な成分があるのではないかと考え、人のアレルギー発症のしくみと同じモデルを用い、温州ミカンの抗アレルギー作用の薬理実験を最新の実験テクニックで試みました。その結果、完熟したミカンは、期待したほどの効果が得られませんでした。
過去に、未熟なミカンにも薬効があることが知られていましたので、ミカンの花が終わった7月の緑色の小さな果実の頃から12月頃の黄色く熟するまで、和歌山のミカン山で2週間ごとに採取したものを用いて実験を行いました。その結果、7月中旬から下旬にかけて採取した青ミカンに最も強い抗アレルギー効果を認めたのです。
すばらしい発見だったので、すぐに学会発表し、学術雑誌に投稿しました。マスコミでも全国的に報道されました。
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